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miyukick

原題 Moving On
邦題 夏時間

映画「はちどり」のような、思春期の女の子の日常を描いた家族映画。まぁ、起伏はあまり無いのだけど、こういうのはほんとに女性監督ならではの感性だと思う。

何でもない日々の中で、家族がひとりひとり歳を重ねてゆく。
泣けない長女は、いつも思いを胸にしまいながら、無邪気な弟に呆れ返ったり苛立ちを覚えたり。
離婚した母親に素直に接することもできないし、母親もまた長女に気を使うだけ。
父親はいい人だけど、この揺れる心なんて理解できそうもない。

最後、主人公の長女の嗚咽泣きに、恐らく全長女は共感して泣きたくなると思う。

私はなんか分かりすぎて泣いた。

The time is always moving on.

嗚呼、諸行無常也。

#夏時間 #映画 #韓国 #ユン・ダンビ #movingon
Komura Settai Japanese Edo post classical drawing Komura Settai
Japanese Edo post classical drawing and design

ずーっと見たかった小村雪岱展。
日本橋三井記念美術館で開催されたので早速観に行きました。

なんていうのかな、構図のバランス感覚が極めて洒落てる。そしてモダンな色彩感覚。
ここまでは実物を見る前に惹きつけられた部分ですが、実際に見ると…

繊細!!とてもとても繊細でした。
特にモノクロ作品に衝撃を受けました。
墨一色でここまでシンプルかつ微細に表現するとは…
しかも洒落ている。

彼の作品には品を感じるのですよね。
何を描いても、上品。
中には殺伐としたシーンを描いているにも関わらず品がある。

あまり作品数が多くない小村雪岱ですが、1時間程じっくり見ることができて満足。

空白、繊細、気持ち良い構図、でもほんのちょっとはずす。

ポストクラシックですね。

#小村雪岱 #三井記念美術館 #日本橋 #泉鏡花 #装丁 #品格 #おせん #雪岱スタイル #美術館 #意匠 #資生堂
年末から仕事以外はずっと家に引き篭もってサントラ風ピアノ曲を作ってます。駄作断片含めて春迄に目指せ50トラック。現在15まで来ました。そろそろ外の空気を入れないと行き詰まりそうなので映画館へ。

「すばらしき世界」

殺人で刑務所に入った男の社会復活劇。
ふつうってなんだろうね。
ふつうって良いものだけど、時に残酷。

役所広司がですね、さすがのパフォーマンスでした。仲野大賀も◎
ちょっとしか出なかったけど、キムラ緑子の姐さん役がめちゃ良かった!好き。
長澤まさみを贅沢に使ってるところも良き。

今回は、美術館とのはしご。コレド1Fの揚げたて芋けんぴを買ってみた。美味しい!!!美術館展も後ほど

#日本橋 #すばらしき世界 #役所広司さすが #映画 #芋けんぴ #
STATE OF EMERGENCY 

映画館にも行かず、仕事してるかDTMしてるかNetflixかの日々…相変わらず前向きな根暗です☺️

早く春が来て夏を予感してみたいものです。

ちょっと前に作ったトラックに、好きな本の装丁重ねてみたらちょっとなるほどと思った。

装丁といえば、小村雪岱展が日比谷図書館で始まるそうなのでこれだけは絶対に観に行く!

#stayhome #dtm #cubase #music #bindingdesigns #装丁 #小村雪岱 #三島由紀夫 #安倍公房 #夢野久作 #小栗虫太郎 #資生堂デザインは素晴らしい
”Parasite" is one of my best films! This Korean ”Parasite" is one of my best films!
This Korean film is the reason why I watch films very often.
First of all, this film smells, indeed.
This smell is the key factor to express social disparity not even in Korea but all over the world in the 21st century.
So that I've tried to express this smell thru making music.

昨日は私の大好きな映画、「パラサイト」が地上波でOAされてなんか嬉しかった😆
この映画を観て、映画って本当に面白いな、と思って見続けてる。
キャスト、プロット、美術、音楽、軽さと重み、すべてが本当に素晴らしい配置でポン・ジュノ監督ってすごい!
私は絵が描けないので去年劇場で観終わった後に即日作った音楽のファンアート笑

いろんな国のポスター見るだけでも、いいなって思ってます。

#パラサイト #parasite #bongjoonho #ポンジュノ #ソンガンホにハズレなし #ベストムービー #ファンミュージック #ファンアート #韓国映画 #koreanmovie
#dtm #cubase #映画 #movie #film #cinema #音楽
I've entried Metapop competition! This time, N.I. I've entried Metapop competition!
This time, N.I. gives us a big holiday gift virtual instrument, Chinese Koto "YANGQIN"!

Image of this track is RYUGU-JO (dragon castle undersea).
Everyone in RYUGU have joyful parties even Gods and Goddesses enjoy 🎉

https://metapop.com/miyuki-kido/ 
@metapopinc 

楽器メーカーのNative Insrumentsが中国の揚琴を期間限定無料配布中!
それを使って、何か曲を作ってみよう大会があるので参加中です。
普段こんなにポップな感じじゃないのですが、これから新年だしおめでたい感じの3分トラック作りました。
音色がアジアだから琉球スケール。。。あ、竜宮城でみんなが飲めや歌えや~♪な感じにしよ、と。

今年はコロナで滅入ることも多いですが、どうやら今月から200年ぶりに”風の時代”とやらが到来しているらしいです。
権力が支配する土から、自由な風へ。

2021年、皆様に福多かれ!

良いお年を

#metapop #metapopinc #yangqin #nativeinstruments #happynewyear #正月 #宴会 #浦島太郎 #ukiyoe #metapopやってる日本の人いる? #DTM #DTMer #cubase #kontakt 

 Ukiyoe PD
1940年代 日本語を強要されていた韓国 1940年代
日本語を強要されていた韓国の、言葉集め、の話。
(マルモイ=言葉集め⇨辞書作り)

「タクシー運転手」でも活躍したユ・ヘジン目当てで観ました。(真ん中のおじさん)

ユ・へジン演じる貧乏で文字の読めない家族想いでお調子ものの主人公。
ここでも、いざという時に昔の刑務所仲間を集めて窮地を救ってくれるというシーンがあって、ヒーローだった!

史実に基づいたフィクション。
戦争で占領され、母国語を捨てさせられた彼らの、言葉に対する志は、世界で唯一、母国語を復活する事ができた国を作った。
無情なストーリーでもあるのだけれど、最後のシーンで登場する「同志」という言葉にエリートも庶民も関係なく、確かに同志だったのだ、と胸震えました。

今夏、たったの2週間しか上映されてなかったけれど、復活上映で観れて良かった!

しかし、ユ・へジンのヒーロー感、ほんと好き。

#マルモイ #韓国 #タクシー運転手 #ヒーロー #ユヘジン #映画 #韓国映画
ソ連からイスラエルに引っ越しした声優夫婦の話。

終始この岸田今日子似の女優さんから目が離せない感があった。

本当の自分の声って、夫婦という近い関係だからこそ伝えてないのかも。
生活を共にする事で聞き流すことも必要だし、ね。
ちょっとした我慢の積み重ねは、自分ですら気づいてないのかも知れない。でもどこかで身体的反応というか、「そうじゃない」って感じてはいるのに。
あぁ、なんかこの感じ、思い出した笑
なんやかんや経て今は思う。やっぱり夫婦っていいもんだなぁ、と…

穏やかに、ちょっとしたユーモアも交えながら進む作品。
休日の昼間に観るのにもってこいな作品だった。

(ロシア語とヘブライ語が出てくる映画で、今のはロシア語なのかヘブライ語なのか判らず、移民的な文脈を理解するのに最初手間取ってしまった💦)

#声優夫婦の甘くない生活 #邦題が珍しく良い #goldenvoices #ロシア語 #ヘブライ語 #夫婦
「燃ゆる女の肖像」 小洒落たフラン 「燃ゆる女の肖像」

小洒落たフランス映画が好きそうと言われるのですが、好きっちゃ好き。
でも、おしゃれかどうかは映画館に行く理由としてはあんまり関係ないのだけど。
この映画は、何と言いますか絵画的でいいなと思って見に行きました。

音楽はどんな感じだろう、とも思いながら見てみたら、ほとんど音楽は無し!潔し。

でも、最後の1分間…
もうね、完全に映画の中に入り込み意識が飛びました。
ココだけVivaldiの<夏>が大音量だったんですが、抜群に合ってた!
選曲のセンスもさることながら、フレームの中に観る者の理性と感情を引き摺り込む最高のエンディングなんです!

劇中は焚火の音、息の音、絵筆の音、足音…こう言った音効が素晴らしくて、たしかに絵画的だったのですが、それがより深く感じられる工夫がセンス良く適切に配置されていました。

とにかく最後の最後のシーンが秀逸過ぎて、Vivaldiの夏を繰り返し聴きながら帰宅しました。

人によっては好きか退屈かに分かれそうですが、最後まで見て欲しい映画です。

#燃ゆる女の肖像
#Vivaldi #summer #祭りの唄も好きな感じだった #ミッドサマー的な何かも感じた #観れば分かる
騒音おばさんの話?
映画好きの人たちがこぞって「面白かった」というので観ました。
最初は想像通りの感じだったけど、最後は涙腺が…

終始、自分本意な主人公にちょっと腹立たしさを感じたものの、ミセス ・ノイズィのカッコ良さと言ったら。

物事って本当に何処から観るかで全く異なる。まさにパラレルワールドだ。
世界はこの自分の脳が作っていく、というのをまざまざと思い知らされた。

これはおすすめ。
スルーしなくて本当よかった。
大高洋子、最高。

#ミセスノイズィ #大高洋子 #邦画 #映画 #前情報なしで見てください
『佐々木、イン、マイマイン』 これ 『佐々木、イン、マイマイン』

これはまた秀逸タイトル。
そしてタイトルバックのシーンもかっこよかった。

佐々木コールで全裸で踊る、クラスの明るくて変な奴。
でも、なんか誠実で、たまに寂しさを感じる奴。

男性だったらもっともっと共感できたのかもしれない。
とはいえ、意外にも丁寧な作りだったし、面白かった。

この佐々木役の細川岳が、「佐々木」そのもので…
それがすごいなと思った。
全てが佐々木なんですよね。

なので、佐々木に会いたい人は是非ご覧になってください。

最後が佐々木らしくてね。
「佐々木、キター!」
と思ったよね。

#佐々木 #佐々木インマイマイン #細川岳 #藤原季節
#映画 #邦画
32歳の若さで逝ってしまった天才歌人 32歳の若さで逝ってしまった天才歌人「萩原慎一郎」の歌集『滑走路』を題材にした作品。

あくまでも、歌集は歌集で、その一句一句に着想を得ながらの物語。

イジメや非正規を軸にしたストーリーで、子どもの頃のトラウマがそれぞれの人生の方角をとってゆく。

前半、子ども時代と大人時代を頻繁に行き来する割には、この子はこの人、というリンクキーの印象が弱くて不安気になりながらも、ある瞬間からパキっと繋がり出した。

主人公の少年役が、とにかく素晴らしかった。この子を観に行くだけでも良いくらいだ。

どんな人かと思って調べたら、カポエイラ好きか!わかってるな!

#滑走路 #映画 #萩原慎一郎 #寄川歌太
このポスターを見かけて映画観ました。

青い色調の写真と、冷たそうで不安感のあるイメージがいいな、と思って。

ミステリー的な要素が主軸の、青春映画。
青春映画的なミステリー。
ミステリーというより、ミステリアス。

映像の温度感がドストライクに好みで、1時間があっという間だった。

上映館が少ないけれど、陰翳好きな人には印象深く残る映像作品だと思います。

今ちょうど映像音楽・音効の学習作業をしていて、そんなところも注目してましたが丁寧に作られていて勉強になりました。

エンドロールは原田郁子の書き下ろし。
世界観がぴったりで、ピアノの音質も素晴らしかったです。

#青い森 #青春 #映画 #青森 #彼方側の世界に通じるのはいつも #青 #舞台挨拶
Filmarksでの高評価とエディ・レッ Filmarksでの高評価とエディ・レッドメイン目当てで映画館で鑑賞。

その情報量の多さとスピードで始まって20分位は、「これ最後までちゃんと観れるのかな、私」と思いながら見てましたが、結果

「めちゃくちゃ面白い!」

映画でした。
1968年、ベトナム反戦の最中での裁判。
政府対市民、警察対デモ隊、白人対黒人。

デモの首謀アジテーターとして起訴される七人。
長きに渡るシカゴ裁判の様子を描く作品。

自分たちの尊厳が揺るがされる中、その困難な状況で大きな体制と闘う実話。
終盤は怒涛の胸熱シーンで、最後にとどめを刺されました。
泣く作品じゃないけど、私はウルッときました。

最後の挿入歌、唄が完全にフラット(低い)なピッチなのに、この闘いの中のもどかしさを表しているようで深く感心してしまいました。

Netflixでも見れるようですが、映画館で観て良かったです。

#シカゴ7 #エディレッドメイン #ベトナム戦争 #映画 #netflix #実話 #面白い映画 #見応えあり
昨日は「寝ても、覚めても」を家で観たんだった。
好きだった人にそっくりな人に恋をする話。

面影そっくりな人繋がりで…
今日はスペイン映画の「おもかげ」(Madre)

最初の10分長回しが素晴らしかった‼︎
冒頭にピーク、珍しい。
6歳の息子が父親と行った旅行先のフランスのビーチで迷子になって、自宅で留守番している母親に電話する。母親はどうにかしようと焦りながら息子と電話を続けるも…

その10年後のお話。

行方不明になってしまった息子の面影を持つ16歳の少年にフランスのとあるビーチで出会う。

なんというか全てがうっすらとぼかしてあるような脚本。
それがまた見る人の想像に委ねられるので、自分は好きなタイプの映画だった。
そして映像がとても綺麗なんですよね。

子をなくした母親の悲しみは、深く心を傷つけてきたんだなぁと思った。それでも正気を保とうとしているけれど、潮騒の少年は残酷なほど無邪気なのだ。

最後に電話をかける相手が…良かったな。

#映画 #おもかげ #スペイン #フランス #悲しみの果て #この手の映画音楽は苗字に男性はson女性はdottirがつく人が多いと思うよ
アイヌ語の響きが好きで、自分でもよくわからないけれど、10年ほど前からアイヌ文化に魅かれている。

映画「アイヌモシリ」

これは現代のアイヌの人たちの葛藤を主軸に、アイヌの少年の成長譚でもあり、日本の素晴らしい希少文化が消えかけそうな現実も見せてくれるセミ・ドキュメンタリー映画。

イヨマンテ
アイヌ儀礼のひとつで、ヒグマなどの動物を殺してその魂であるカムイを神々の世界に送り帰す祭り。1975年を最後に日本では禁止されている。

このイヨマンテを復活させる物語。
少年は自分が可愛がって育てたヒグマが“送られる”事にショックを受けながらも目の当たりにするのですが、こうして子ども時代に神・自然・人間の境界線をしっかりと自分の目で観る事の重要性は計り知れないと思った。

現代においては、この境界線があやふやになり、ついには半透明になって「生きる」という事がどういう事なのか、分かったような分からないような生活を私たちは送っているのでは無いでしょうか?
少なくとも自分はこの映画を観てそう感じました。

アイヌコタンの土産物屋で悪意の無い観光客に
「日本語上手ですね」
と言われ
「たくさん勉強しましたから」
と笑顔で即答するくだり。

イヨマンテ中、アイヌ語の唄(お経みたいなもの)を全編カンペノートで凌ぐくだり。

それが現実。
そういうアイヌの今を描く映画は、今までありそうでなかったのでは?

#アイヌモシリ #映画 #アイヌ #イヨマンテ #イオマンテ #阿寒 #アイヌコタン #北海道 #AINU #主人公の少年の成長譚
「82年生まれ、キム・ジヨン」 1982年 「82年生まれ、キム・ジヨン」

1982年生まれだっていうのに、未だにこんなに男性優位社会の窮屈を強いられている女性がいるんだってこと。

私には子どもがいるわけでもない。
でも、共感した。
男性上位で出世がある程度までだから起業するとか、育休復職したら席が無いとか。
男の子優遇で女の子は男兄弟たちのために手伝いをさせられるとか。

とはいえ、結局のところ男性だって生きづらさはある。それもわかる。わかるから支え合うしか無い。

主人公ジヨンと実母のやりとりがとにかく素晴らしかった。女はしなやかで強い。
この映画の救いは、ジヨンが家族に愛されてるってこと。
しっかり者のお姉さん、甘やかされ気味だけど姉に教育されている弟。もちろん旦那さんにもね。
バリキャリ女上司だって同僚だってみんなジヨンという、何かあったら「自分のせいかな?」って悩む、慎ましやかで知的なジヨンが大好きなんだ。

最後は晴れ晴れとした展開だった。
エンドロールに流れるヴォーカル曲「ゆらゆら」が素敵だった!
上映中、共感で心揺れて息苦しさを感じていたけれど、最初は一緒になって揺れながらも段々と鎮めてくれるような。そんな優しい曲。

劇中は映画「はちどり」的なピアノの音色にゆったりした弦と電子音が微かに響く。ピアノの主旋律の延長線上にコロっとした光が乗っかったような音楽。めちゃくちゃ好みでした。

#映画 #82年生まれキムジヨン #82년생김지영 #韓国映画 #ゆらゆら #チョナムジュ
本当に伝えたい事は一体何なのか? 本当に伝えたい事は一体何なのか?

愛を言えない男ー

愛を言えない男の転落は、恐ろしいほどだった。

ただ本音を言えないだけなのに
周囲を尽く奈落の底に突き落としてゆく。
手触り感だけでは幸せになれない。

このストーリー展開はさすがだなって思う。

最後の最後。
愛を言えない男が、やっと泣いてくれた。
待ってたよ。
生きちゃった者として、これから少しずつ泣いて、怒って、笑って欲しい。
感情は理性よりも尊いから。
まずはそこから。

#生きちゃった #石井裕也 #本音 #仲野太賀 #大島優子 #若葉竜也 #ユーロスペース渋谷 の開演ベルは微かにチューニングが外れていて秀逸 #割と豪華キャストなのに1館とはなんなのか #嶋田久作 ♡ #映画 #邦画
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